近年、広告で目にすることが多くなった「火災保険申請サポート」は、「違法ではないか？」という声があります。
ここでは、その合法性について解説します。

結論から述べると、火災保険の申請サポートは違法でも、詐欺でもありません。
なぜ違法だと思われるのでしょうか。

火災保険の契約約款では、保険金の請求は「被保険者本人が行うもの」とされています。
申請サポートの業者が 保険金請求を代行することは契約違反になるからです。
結果として、その保険金請求は認められず、最悪の場合、契約を解除されてしまうケースもあります。

火災保険申請サポートは、あくまで複雑な書類作成を手助けして、専門的な観点から手続き方法のアドバイスを行うものです。

実際の保険金請求は被保険者本人が行うものとなるので、違法なものではありません。

そもそも、火災保険加入者（被保険者・契約者）が、自ら保険請求することはとても困難です。
むしろ火災保険申請サポートを積極的に利用することで、迅速で適正な手続きが可能となります。